うなぎの井口

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うなぎの井口

うなぎをもっと楽しむコラム

お歳暮は年末にその年一年お世話になった方に感謝の気持ちを伝える日本伝統の習慣です。贈り物の代表的なものとしてはお菓子や、ビールなどのアルコール類、ハムなどが多いかもしれません。近年はインターネットショッピングの発展とともに、ご当地のギフトを贈る方も多くなっています。

そんな中、意外と人気なのが「うなぎ」です。正直、うなぎの井口の売上としても一番高まるのは当然土用の丑の日前ですが、年間で次に売上が高まるのはお歳暮シーズンの12月です。「お歳暮 うなぎ」は検索件数も多く、毎年ランキング上位に入る定番ギフトとなっています。こそこで今回は、うなぎをお歳暮に贈る意味や喜ばれる理由、選び方のポイントまでを詳しく解説します。

良い(美味しい)うなぎとは

お歳暮にうなぎを贈る意味はお世話になった方に大切なものを贈りたいという純粋な気持ちからの方がほとんどです。正直うなぎは商品単価の高いものです。でも、単価は高いけど気持ちがこもったものを贈りたいとご利用いただいております。

贈られた方も当然のことですが、うなぎ自体単価の高いものということは周知の事実ですから、お歳暮にうなぎをいただくことで、それだけでそのお歳暮に込められた気持ちを推し量ることもできるでしょう。

また、うなぎは単純に高単価という事だけではなく、栄養価が豊富なこともお歳暮に選ばれる大きな理由です。冬になると気温がさがり体調を崩しがちです。うなぎ100gあたりに以下の栄養価が含まれます。

ビタミンA:1500μg(221μgRE)
ビタミンB1:0.75mg(0.32mg)
ビタミンB2:0.75mg(0.36mg)
ビタミンD:19μg(1.8μgRE)
ビタミンE:4.9mg(2.2mg)
DHA:1300mg
EPA:740mg
※カッコ内は1食あたりの目安

また、同時に低糖質な食材です。糖質は100gあたり白焼で0.1g、蒲焼で4.5g。これに対しタンパク質は23gと、成人が1日に必要なタンパク質量60gという事を考えれば、低糖質高タンパクの食材と言えます。

おいしさだけではなく相手の体調にも配慮し、お届けする商品として価値があると思います。そう考えるとお歳暮や年末年始に贈るうなぎは、最適な食材と言えるでしょう。

お歳暮うなぎは、どんな人に贈ると喜ばれる?

お歳暮にうなぎを贈る場合、特に喜ばれるのは以下の相手でしょう。

1.会社の上司や取引先
うなぎはそれだけで高級感があり、ビジネス上のフォーマルな贈り物としても最適です。特に「国産うなぎ」の表示は高い信頼感を得ることが出来ます。

2.両親や親戚
前述の通り、うなぎは栄養価も高い食材です。「健康で長生きしてほしい」という思いを込められるため、年配の方への贈り物に最適です。また、親戚の中でも今年1年特にお世話になった方に送ると気持ちがより伝わることでしょう。

3.友人や家族ぐるみの付き合いがある方
あるだけで食卓を華やかにするうなぎは、家族全員で楽しめるため、子どもから大人まで幅広い世代に喜ばれます。

4.お世話になった先生や習い事の師匠
日常的に食べる機会が多くないうなぎは、「感謝を込めた特別な品」として印象に残りやすいです。そのため、お世話になった先生や習い事の師匠など、目上の方への贈答品としてとても優れています。

うなぎをお歳暮ギフトとして選ぶときのポイント

1.国産かどうか
うなぎは国産と国外産とがあります。長い間国内で養殖された国産うなぎは、安全性や安心感を持ってお贈りいただけると思います。インターネットでは台湾産や中国産など、外国産のうなぎも多く見受けられます。最近ではふるさと納税でも愛知県のある業者さん(うなぎ問屋)では外国産(台湾産)うなぎを取り扱ったりしています。

外国産のうなぎがダメとは言いません。価格はとても安いという利点があります。しかしながら、そのうなぎがどの国で養殖されたかはわかりますが、その前段階としてどの地域で、どの養殖業者さんに育てられたうなぎなのかはわかりません。我々うなぎの販売店が国産うなぎを仕入れる時には、必ず産地証明書と養殖業者さんの名前が添付されてきます。トレーサビリティがしっかりしていることが安心安全の証明なのです。うなぎを販売しているお店は、通常1つまたは2つの問屋としか付き合っていませんから、だいたいの場合、仕入れ先の状況を把握しています。ちなみにうなぎの井口では5つの仕入れ業者とお付き合いしていますが、ちゃんと顔の見える商売をしております。お歳暮などの贈り物は、商品と一緒に気持ちをお届けするため、トレーサビリティは先様への配慮としてとても重要ですよね。

2.白焼か蒲焼か
お贈りする方の状況に応じて「白焼き」を贈るのか「蒲焼き」を贈るのかは考えると良いでしょう。当店の一番人気は「たれ付きの白焼セット」です。食べることが好きな方や、色々楽しみたい方(調理が好きな方)にはこのセットを贈ると白焼きと蒲焼きの両方を楽しんでいただく事ができます。例えば2/3を蒲焼きにして、1/3を白焼きで召し上がることもできます。

先様が一人暮らしや高齢の方で蒲焼きしか召し上がらないという方であれば、蒲焼きに調理済みのものをお贈りするのがいいでしょう。当店の場合、調理済みの蒲焼きは電子レンジひとつでお召し上がりいただけます。火を使わない当店の蒲焼セットであれば、高齢者や一人暮らしのかたでも簡単調理ができます。

ここでひとつ。当店の商品で私のおすすめは「本格白焼セット」+「井口の極み(たれ)」です。本格白焼セットには、こだわりの「ポン酢しょうゆ」、ゆずごしょう、ぬちまーす(塩)がついています。そのため、白焼きは各種調味料を使い楽しみ、地元の蔵元”花の舞”の辛口酒に極上三温糖を最適な配合でブレンドし、保存料等を一切使用していない無添加のたれ「井口の極み」で蒲焼を楽しんでいただけます。

 

3.大きさ
うなぎの大きさも白焼きと蒲焼きを選択するとき同様に、贈答先の年齢や家族構成を考えて選ぶことが、贈る際のポイントとなります。うなぎは、大きくなると身が厚くなる分、比例して皮も厚くなります。脂はのってきますが、骨が太くなったり長くなったりします。お子様やご高齢の方には骨が細いものの方が気にならず食べやすいでしょう。

例えば4人家族(両親+子ども+祖母)の例をとって考えてみましょう。

・小サイズか中サイズを3本購入⇒親が1本ずつ+もう1本を子どもと祖母で半分に分ける
・大サイズか特大サイズを2本購入⇒4人で半分ずつに分けるもしくは、1/3と2/3で分ける

ことができます。うなぎを購入するポイントは「家族の人数」=「本数」ではないということです。こうした贈り方なら予算をおさえて贈ることもできます。食べるシチュエーションをイメージすることが贈り物の醍醐味ですよね。

4.熨斗の対応ができるか
うなぎをお歳暮ギフトとして選ぶときの最後のポイントは、熨斗の対応ができるかどうかです。通常大量注文で出荷するお店の場合、簡易的なシールのみの対応となってしまうでしょう。ただ、お歳暮という事を考えると当然名入れ熨斗に包装は必須でしょう。

当店の場合、名入れの熨斗をつける場合には、通常内熨斗となります。内熨斗とは贈答箱に熨斗を付け、そのうえから包装をします。外の包装には伝票を貼るのですが、包装を外した際に熨斗が見える形になります。ただ、1か所に2個以上の場合には、開けた時にわかるように箱を包装後、外に熨斗を巻き段ボールに入れて発送します。当たり前のことかもしれませんが、オンラインショップの場合、意外とできないところもありますから気を付けて選んでください。

うなぎのお歳暮はいつ贈る?

一般的に12月13日の正月事始め(新しい年を迎える準備を始める日)から12月20日までに送ることが多いです。お歳暮の時期は、地域によって少し異なります。

●関東地方:12月初旬~12月20日頃
●関西地方:12月10日~12月20日頃

クリスマス以降や年末ギリギリではマナー違反とされる場合もあるため、12月中旬までに届くよう手配するのが安心です。うなぎの井口で例年行っているお歳暮早割企画でも、ご購入から5日以降で(時期によって異なるので日時指定についてはご確認のうえご利用ください)配達日の指定が可能です。真空パックの場合、冷蔵で20日の賞味期限もございますので、先様のタイミングでお召し上がりいただけます。

まとめ

お歳暮にうなぎを贈ることは、単なる高級グルメを届けるだけではなく、先様の「健康を願う気持ち」や「特別な一年の締めくくり」を伝える意味があります。国産で調理済みの蒲焼きや白焼きはお歳暮として贈りやすく、誰に贈っても喜ばれる万能ギフトです。

また、昨年から導入したeギフトも徐々に浸透し、人気が高くなっております。eギフトは、相手の住所を知らなくてもLINEやメール、SMSのほか、SNSのDMなどで受取URLを送ることで、ギフトを相手にお贈りいただけます。お相手の方は会員登録不要。配送先を入力するだけでギフトが届く仕組みです。

 

eギフトは先様(受取り手)が自分の都合に合わせて商品の受取日を指定することが可能なため、いきなり贈って「不在だったらどうしよう…」とか「先方の冷蔵庫(冷凍庫)がいっぱいだったらどうしよう…」といった心配をすることなくお贈りしていただくことができるようになります。

感謝を込めて贈るお歳暮に迷ったら、ぜひ「うなぎ」を選んでみてください。うなぎの井口では、贈答用に最適なギフトセットを多数取り揃えており、熨斗や包装にも対応可能。あなたの大切な人に「特別な一尾」を届けてみませんか。

この記事は私が書きました

井口 恵丞(いぐち けいすけ)

有限会社うなぎの井口 代表取締役

昭和63年創業、うなぎの白焼のみを販売する「井口うなぎ白焼直売」の2代目として平成8年に後を継ぐ。
以降、法人化、蒲焼やうなぎ関連商品の開発と販売、ビジネスコンテストや店舗の改善で受賞。国際的な味覚の審査機関、「国際味覚審査機構」でうなぎで初めて「優秀味覚賞」を受賞。
毎日うなぎをさばき、うなぎの良し悪しを確認することがを日課としています。

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