うなぎの井口

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うなぎをもっと楽しむコラム

うなぎは栄養価が高い食材と言われています。夏バテ防止や元気が無い時にうなぎを食べるイメージがありますよね。実際にうなぎは非常に栄養価が高く、同時に糖質も少ないため、糖尿病の方でも美味しく召し上がっていただける食材なのです。今回はうなぎの糖質や栄養価についてお話ししたいと思います。

昨今の健康ブーム

昨今、健康についての話題が多くなっていますね。最近アメリカのマクドナルドでもパテを代替肉に変えて試験販売がはじまりました。代替肉はえんどう豆などの野菜を肉と同じような食感に見立てて提供しています。

バーガーキングでは代替肉の入ったハンバーガーがすでに販売されています。実際に私も食べてみましたが、炭の匂いのする香ばしいパテでした。これだけ食材が豊富な環境の中、自身で健康を管理することが多くなってきています。

実はうなぎは健康にも良い食材と言われています。栄養価が高いだけではなく、低糖質なのもひとつの特徴です。

うなぎに含まれる糖質はどのくらいなの?

一般に1gの糖質を摂取すると血糖値は3mg/dl上昇すると言われています。Ⅰ型糖尿病(うまれつきの糖尿病)の方に至っては糖質1gで5mg/dl上昇すると言われています。例えばご飯1膳(150g)だと、約57gの糖質を摂取することになります。そのため、ご飯1膳を食べると血糖値は約170mg/dl上昇します。

これだともとの血糖値を合わせると200mg/dlを越える数値になってしまいます。糖質を気にされる方は食後200mg/dlのラインが目安と言われています。そう考えるとご飯は少し控えめにしておかずも糖質が低い食材が好まれます。

ご飯の量が少なく物足りない分、おかずは美味しく低糖質のものが重要となります。うなぎに含まれる糖質は蒲焼の場合100gあたり4.5gです。なんと白焼に至っては100gあたり0.1gと非常に少なく、うなぎを1尾食べても血糖値はあまり上がりません。そのため、糖尿病にも良い食材だと言えるでしょう。

サラダなども合わせて召し上がっていただけば、栄養のバランスも良くなり糖質の接種も抑えることができます。

うなぎは栄養価も高い!

うなぎは健康にも配慮した食材なのです。

代表的なものは、
ビタミンA(皮膚の新陳代謝の促進) ⇒ 5000IU(豚肉の250倍)
ビタミンB1(疲労回復) ⇒ 0.75mg(イチゴの50倍)
ビタミンB2(脂質を分解し美容に効果がある) ⇒ 0.74mg(イチゴの25倍)
ビタミンD(カルシウムをつくります) ⇒ 760IU(サバの2倍)
ビタミンE(老化・動脈硬化を防ぎます) ⇒ 4.9mg(豚肉の25倍)
良質なコラーゲン(美容に深く関わりがあります) ⇒ 皮に多く含まれています。

それ以外にもミネラル分・カルシウム・亜鉛・鉄分も多く含まれています。余談ですがご飯を食べた後に眠くなるのは食後に血糖値が上がって、それが下がる時におきる。眠気を避けたい方は糖質の高い食材を控えると良いでしょう。

この記事は私が書きました

井口 恵丞(いぐち けいすけ)

有限会社うなぎの井口 代表取締役

昭和63年創業、うなぎの白焼のみを販売する「井口うなぎ白焼直売」の2代目として平成8年に後を継ぐ。
以降、法人化、蒲焼やうなぎ関連商品の開発と販売、ビジネスコンテストや店舗の改善で受賞。国際的な味覚の審査機関、「国際味覚審査機構」でうなぎで初めて「優秀味覚賞」を受賞。
毎日うなぎをさばき、うなぎの良し悪しを確認することがを日課としています。

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